福井県立大学にてセミナー講演「放線菌の物質生産潜在能力の覚醒と「ものづくり」への応用」

3月1日に福井県立大学にて「放線菌の物質生産潜在能力の覚醒と「ものづくり」への応用」というタイトルでセミナー講演をしました。
福井県立大学には富山県立大学時代から旧知の仲である濱野吉十教授がおり、今回は濱野先生の主催で生物資源学部先端セミナーを開いてもらいました。講演時間はたっぷり1時間半ありましたので、複合培養に始まり、途中とやま産まれの酵母の話を間に挟んで、最後にゴードスポリン生合成に関する最新の知見まで話をしました。ついつい酵母の話で力が入り、一番話したかったゴードスポリンの話が急ぎ足になってしまったのは申し訳なかったと思いましたが、講演を聞いてくれた方からは「安定の面白さ」と一部の方から一定の評価をいただきホッとしております。もっとも話が面白かっただけなのか研究内容も含めて面白かったのかは大変気になるところではありますが、、、、
春休み期間にもかかわらず、また、降雪があった寒い日でありましたが、宇田川先生をはじめ、北陸バイオシンポで顔なじみの先生方にたくさん来ていただき、北陸の人々の情の厚さを感じることができ、大変ありがたいと思いました。