学習院大学へ移りました

「化学と生物」表紙写真を複合培養が飾りました

「化学と生物」今月号の表紙に、私たちが提供した二槽式フラスコの写真が載りました。
二槽式フラスコは、別府輝彦先生が考案されたフラスコですが、私たちの研究、特に複合培養法の機能解明において、このフラスコを用いた実験が複合培養現象は物質を介した現象ではなく微生物間の直接接触を介した現象であるという、決定的な結果を導きました。
今月号では、セミナー室に
「生合成遺伝子覚醒―外部刺激による新規天然物生産の活性化 共培養法を中心に」
という解説記事が掲載されています。物質生産に関係する共培養法について、網羅的に解説しました。もちろん、この中でも二槽式フラスコの話が出てきます。

日本農芸化学会和文誌「化学と生物」10月号