投稿者:
Onaka
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複合培養は人工的な条件なのか?、それとも自然界でも同じような共生関係が存在しているのか?長年議論となっていましたが、このほど、この議論に決着をつけるべくScientific Reportsから論文を発表しました。自然環境中から分離した放線菌の中には低い確率ですが、ミコール酸含有細菌と一緒に分離される株が存在していました。そして、それらの株は一度別々に分離した後、フラスコ内で共培養すると、またくっついて共凝集します。私たちはこの結果から、土壌中にも放線菌とミコール酸含有細菌のペアで生息している者が存在していることを明らかにしました。美しい共凝集の電顕写真をはじめ、ほとんどの実験は博士学生の加藤愛美さんが行いました。
本結果に用いた自然環境分離株は2008年に私と淺水先生とで舳倉島に行き、サンプリングした菌株を使用しています。その当時1000株以上を分離し、整理するのに随分とかかりましたが、ついに論文として発表できたこともうれしく思っています。
バードウォッチャーと釣り人には堪らない舳倉島で全72カ所ひたすら土を採集していました |
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